島の名産 ロブスター

プリンスエドワード島に行ったら、是非、召し上がっていただきたい名産品・ロブスター。
近海で獲れる新鮮なロブスターは、身もプリプリとして、本当に美味しいですね。

ロブスターを食べるなら、まずはロブスター・ディナー。
丸ごと茹でたロブスターを豪快にいただきます。

レモンと溶かしバターが添えられていますが、うっすらと塩味が効いているので、そのまま食べてもロブスター本来の味を楽しめます。
日本人としては、レモン&醤油とか、ポン酢も気になるところ。

ポテトサラダやコールスローとロールパンが添えられるのが定番です。

ロブスターをもっと手軽に食べるなら、


ロブスター・ロール

ロブスター・サンド

ロブスターのほぐし身を、マヨネースで和えてロールパンに挟むと「ロブスター・ロール」 バンズや食パンに挟むと「ロブスター・サンドイッチ」と呼ばれます。
バンズに挟まれるのがビーフなら「バーガー」ですが、ビーフ以外は「サンドイッチ」と呼ばれるようです。

丸ごとのロブスターを豪快に食べるのも好きですが、美味しい身だけを食べられるロブスター・ロールは、かなりのお得感。ランチにもお勧めです。


朝食のエッグスベネディクトも、ロブスター添えに。
贅沢~!


これはフランス料理のロブスター。 シェルを器にして、クリーミーに仕立てられた一品。
素材が新鮮なので、どんな料理になっても、美味しいのーーー。

ロブスターを守る取り組み

ロブスター・トラップと呼ばれる、木製のワナを海底に仕掛けて漁をしますが、貴重な海産資源であるロブスターを乱獲から守り、永続的に提供できるように、サスティナブルな取り組みが行われています。

漁期は、春と秋の2回で、春は5/1~6/30、秋は8/9~10/9 とそれぞれ2か月間。
春は北海岸、秋は南海岸というように地域が決められています。

2か月間の漁期中も、漁ができるのは週に6日間だけ。
またロブスター漁師はライセンス制で、ライセンスの発行数も制限されているので、新規参入は難しいそうです。そして仕掛けられるロブスター・トラップの数は、1ライセンスにつき250個~300個と制限されます。

捕獲して良いロブスターのサイズも、地域ごとのロブスターの生育状況によって決められます。 卵を持ったメスや、産卵が可能な年代のメス、子供のロブスターは、リリースしてあげるのがお約束です。

解禁の期間中は、冷凍ものではない獲れたてのフレッシュ・ロブスターが食べられるので、最も美味しいロブスターを味わいたい方は、この時期に旅行されるのがお勧めです。
島の人たちも 特に母の日のお祝いには、“初もの” を味わいにレストランに出向くそうです。 

ロブスターを買う

シーフード・マーケットでは、活きたロブスターを購入することができます。


生け簀からサイズを選んで買うことができます。

「この先ロブスター以外立ち入り禁止」
ってジョークもイイね!

生のロブスター、茹でたロブスターのほか、サラダなどの添え物も一緒になった「ロブスター・ディナー」のテイクアウトもあるので、お部屋に帰ってから、ゆっくり召し上がることもできます。
ロブスターの缶詰や、ロブスター・パテの缶詰は、日本へのお土産にもできますね。