赤毛のアンの舞台・アヴォンリー村の雰囲気が味わえるキャベンディッシュ。 この地に住み、この村が大好きだったモンゴメリの想いを、最も感じることのできる場所とも言えるでしょう。
島に来たらなら、キャベンディッシュでゆっくりと滞在して、朝な夕なに澄んだ空気と、海風を感じていただきたいものです。
グリーン・ゲイブルス・ハウス
赤毛のアンの物語の舞台となった「緑の切妻屋根」の家。キャベンディッシュの観光では必見のスポットです。物語にそってデコレーションされたアンやマシュウ、マリラの部屋、その時代の調理器具が揃えられた台所など、ファンならずとも楽しめます。
入口で入場料を支払い、インタープリティブ・センターへ入ると、まず、モンゴメリの利用していたタイプライターや祖父母の写真(もとグリーンゲイブルズの玄関ホールにあったもの)、グリーン・ゲイブルス・ハウスの持主の写真などが展示されています。
その後、グリーン・ゲイブルズ・ハウスやモンゴメリについてのビデオ上映を見てから、アンの時代の納屋を通り、グリーン・ゲイブルズ・ハウスへと進むようになっています。ギフト・ショップにはアンやPEIにちなんだ土産物が販売されています。
恋人の小径
グリーン・ゲイブルズ・ハウスの裏手に続く、ゆるやかな傾斜の赤土の道。木々がアーチ状に茂る小道はひっそりとした雰囲気で、本当に恋人と一緒に歩いてみたいところ。恋人の小径から続くバルサム・ホーロウ・トレイルもちょっとしたお散歩に最適です。
お化けの森
グリーン・ゲイブルズ・ハウスの下手に広がるうっそうとした森。木々が茂り日中でも薄暗い森の中を歩いてみると、アンが物語の中でお化けが出ると想像した気持ちがわかるような気がします。
モンゴメリのお墓
赤毛のアンの作者ルーシー・モード・モンゴメリは1942年4月24日トロントの郊外で亡くなった後、彼女がこよなく愛した、ここ、キャベンディッシュの共同墓地に夫、ユーアン・マクドナルドと共に眠っています。
キャベンディッシュ・ビーチ
荒々しい波に削られる赤土の断崖は、PEIらしい景色の1つでしょう。その向こうには、赤砂のビーチが続き、夏には海水浴客で賑わいます。